こんにちは。かわいい女の子のネイルを応援するサロンオーナーの のす太です!
ページをご覧いただきありがとうございます!
今回はクリスタルピクシーネイルについてご紹介します!
略してピクシーネイルなどとも言われているこのデザインは、スワロフスキー社のクリスタルピクシーという、クリスタルを細かい粒状にしたネイルアート用の素材を使っているのが特徴です。
部分的に使っているデザインもありますが、なんと言っても定番は、爪全体に敷き詰めるデザイン!
宝石ネイルが流行していますが、このピクシーネイルも小さな宝石が一杯につまった宝石箱のようで、本当にゴージャス‼
ただ一方で、「取れやすい」「取れやすそう」なんて声も聞かれます。
実を言うとのす太も、一度お客様につけさせていただいたのにすぐに取れてしまって、別のデザインに変更させていただいた経験がある一人。
海外で人気に火がついて、日本に上陸してからも結構経ちますが、もっと人気が出てもいいはずなのに今ひとつ人気が爆発しないのは、やはりそのあたりに原因があるのかな?と、のす太は思っています。
そこでこの失敗も踏まえつつ、クリスタルピクシーについて取れないつけ方、コーティングの方法など調べてみました。
Contents
クリスタルピクシーとは?種類やカラー・価格をご紹介
クリスタルピクシーとは、ジュエリーなどクリスタル製品で有名なスワロフスキー社から発売されているネイルアート用のクリスタル製品。
現在『プチ』『エッジ』『バブル』の3種類があり、
『プチ』はクリアの丸みを帯びた細かい粒にカットの入ったオーロラの粒が混ざっているもの。
細かくて乗せやすいクリスタルピクシーの「プチ」は初心者にもおすすめ |
『エッジ』はクリア・オーロラのすべての粒にカットが入っていてプチより粗めの粒のもの。
少し大きめの粒すべてにカットが入っている「エッジ」はゴージャスな輝き |
『バブル』はボール状のクリスタル3サイズがミックスされたものです。
プクプクとまるいクリスタルが集まった「バブル」は可愛らしいアートに |
カラーは『キャンディランド』や『キュートムード』など素敵な名前の付いたものがそれぞれ数種類ずつ発売されていて、カットされた透明のボトルに入っています。
容量は特別仕様以外は5g。指にして『プチ』が約20本、『エッジ』が約10本、『バブル』が約15本分です。
値段は、やはりスワロフスキー社の製品ということもあってそれなりに張りますね。
販売店にもよりますが、3500円から5000円くらいのところが多いでしょうか。
ちなみにのす太が持っているのは、『プチ(キュートムード NEW)』。
一応卸価格で買えるので上にあげた価格より少し安いとはいえ、さすがにそういくつも買えるほどではないので、一番使い勝手の良さそうなクリアカラーメインのものを選びました。
クリスタルピクシー基本の使い方
クリスタルピクシーに添付されている説明書の使い方を見てみると、ベースになるカラー(ポリッシュまたはジェル)を塗布し乾燥または硬化した上に、
- トップコート(トップジェル)を塗布し、クリスタルピクシーをまんべんなく振りかけます(周りに転がるので、必ずトレイの上で低い位置から振りかけましょう)。
- 指の腹やスティックなどで軽く押さえて密着させます(このときに凸凹がないように整えたり、ついていない部分につけ足したりします)。
- 乾燥または硬化させます。
- 先端のみトップコートまたはトップジェルでコーティングします。
という、比較的シンプルな工程が書かれているのですが、これだけだとつけることは確かにできるのですが長くもたせることは難しい…実際このやり方でやったのす太は、全然もたなかったわけです。
そこで、どうしたらクリスタルピクシーネイルを長くもたせることができるのか?ベースからコーティングまで検証してみることに!
ただしポリッシュに関してはやり方にも限りがありますので、今回はジェルでのやり方に限定しました。
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クリスタルピクシーが取れにくいベースとは?
基本のやり方が、ベースカラーのあとにトップジェルを塗布してクリスタルピクシーを振りかけるということなので、ベースになる部分が何かを定着させるには向かないトップジェルを使うことになってしまっているんですよね。
ここをまず、ストーンなどをしっかり定着させる硬めの『ビジュージェル』や『フィキシングジェル』を使うのがおすすめ。
- のす太はプレストのフィキシングジェルを使ってみました。
- フィキシングジェルはかなり硬く、筆で均一に伸ばすのは難しいのですが、ある程度均一にまんべんなく塗布したところにクリスタルピクシーを振りかけ、スティックなどで密着させながら整えれば大丈夫です。→硬化1分
- サイドはあまり際までのせない方が、まっすぐに見えて綺麗です!
- 爪の生え際(キューティクルライン)も、スティックなどで整えておきましょう。
硬めのジェルなので、ストーンなどをしっかり固定してくれます。 |
クリスタルピクシーが取れにくいコーティングとは?
コーティングに関してはやはりいくつかありますが、
ノンワイプトップジェルをしっかり塗布する→硬化1分
このやり方は結局ほかのジェルネイルと変わらないので、もちについても他と変わらず問題なく持ちはしますが、これではせっかくのクリスタルピクシーの良さが出ないですよね。
ノンワイプトップジェルをなるべく薄めに表面のみ塗布する→硬化1分
もちについて今のところ実際にのす太は検証できていないのですが、調査させていただいた結果、2週間くらいはキラキラ感も残り、3週間経っても多少キラキラは減少するものの取れないではいるとのことでした。
ノンワイプトップジェルを塗布してから、一旦ワイプなどで軽く押さえて表面のジェルを取る→硬化1分
このやり方でのす太は一度自爪につけてみましたが、あいにく数日で取らなければならなくなってしまい、今のところもちについては検証できていません。
ただ、つけていた数日間の感じでは取れてくる気配はなかったので、ある程度のもちは期待できるのではないかと思っています。
なるべく近いうちに、実際の検証を追記したいと思います‼
ベースをネイビーカラーに、その3で仕上げたクリスタルピクシーネイル。ベースカラーで雰囲気もだいぶ変わりますね!
定番のマットネイビー |
コーティング方法『その3』を検証開始!
【2019年2月26日】やっと自爪の状態が整ってきたので、上記のコーティング方法『その3』でどのくらい持つか?検証を始めてみたいと思います。
ベースは、プレストのフィキシングジェルです。
ノンワイプトップジェルを塗布し、硬化前に表面のジェルをワイプで軽く抑えて取りました。
【2019年3月8日】着けてから10日経ちました。
根元部分が少し取れましたが、全体的にはしっかりついていて、取れそうな感じはないですね。
表面のツヤはだいぶなくなってしまいましたが、遠くから見る分にはまだキラキラしています。
着けたての頃は、ザラザラ感が気になって無意識に触ってしまっていましたが、だいぶ慣れました。
ただ、この間にものす太はアセトンに触れたりと指先はかなり酷使していますので、そういったことがなければもっときれいに保てているのではないかと思います。
そろそろ長さも出てきて短くしたい気持ちもありますが(笑)、もう少し検証を続けます。
コーティング方法『その3』を検証!気が付けば3週間以上経っていました。
【2019年3月21日】着けてから23日経ちました。
ここまでくるとさすがに全体的な汚れ、特にのす太の場合はカラージェルがツブツブの間に入り込んで固まった汚れが目立ちますし、輝きもだいぶ褪せました。
ただ、クリスタルピクシーの粒が取れてしまったのは、10日目の時にご報告したところくらいでしたので、結果としてはこのコーティング方法で『十分にもつ』と言えるでしょう。
もちろん個人差はあると思いますのでそこは十分に説明しつつ、これならのす太はお客様にもおすすめできると思いました‼
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クリスタルピクシーのオフの仕方
マシンがあれば、軽く当てるとバラバラと取れてくるので、ある程度取れてきたらアセトンを染み込ませたコットンを置いてアルミ箔でくるみ数分間待つ→スティックなどでそぎ落とす→ファイルで整えるの、いつものやり方で大丈夫なのですが、
マシンがない場合いきなりファイルで削ると、クリスタルは硬いのでファイルの方がダメになってしまいます。
アクリルニッパーなどで、サイドのクリスタルピクシーを少しずつほぐすようにしてとり、少し取れたらアセトンを染み込ませたコットンを置いてアルミ箔でくるみ数分間待つ→アクリルニッパーやスティックで少しずつとる…の繰り返しを、あせらず行うのが安全です。
オフの後は必ずオイルや美容液で保湿してくださいね!
詳細は画像をクリック!
クリスタルピクシーを使ったお客様ネイル
まとめ
ここまでクリスタルピクシーネイルについて、取れにくいコーティング方法に焦点を当てて検証してきました。
スワロフスキーのクリスタルの輝きは本当にゴージャスで綺麗なのですが、ちょっと値が張る上に取れやすいときては、つけるのにやはり躊躇してしまいますよね。
ただ今回ご紹介したベースやコーティングで、多少キラキラ感は損なわれるものの、もちの面ではだいぶ改善が期待できると思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
のす太も、まだ実際に検証出来ていない部分については追って検証&追記していきたいと思いますし、ほかにもまだ『こんなやり方があるよ!』というのがありましたら、ぜひ教えていただきたいです‼