こんにちは。『かわいい女の子のネイル』を応援するサロンオーナーの のす太です!
ページをご覧いただきありがとうございます!
ネイルサロンにこられるお客様でも、深爪の方は結構いらっしゃいます。
爪は短い方が好きという方、ピアノなどの楽器をひくので長くできないという方など、ご本人が納得して短くされている場合なら特に何も言う必要はありません。
ただ、爪が薄くて少しでも伸びてくると折れてしまう、自分でついつい伸びた部分を剥いてしまう、
噛んでしまうなどの結果深爪になってしまう方には、アクリルやジェルで長さ出しをするスカルプチュアをお勧めしたりするのですが、
だいたい返ってくるのが、「こんな深爪でスカルプなんてできるの?」という言葉。
ネイルサロンに来ている方でもそうなのですから、実はスカルプチュアをつけてみたいのに、
深爪だからつけられないと思ってネイルサロンに行かないでいる方も、結構いらっしゃることでしょう。
そこで今回は、
そんな「深爪ではスカルプができないのでは?」との疑問にお答えしつつ、
チップを使ったスカルプチュア、チップオーバーレイについてもご説明していきます。
深爪だとスカルプができない?そんなことはありません!
スカルプをつける際、伸びている爪の長さは正直ほとんど関係ありません。
逆に爪が伸びていると、スカルプを作るフォーム(紙の土台)がはめにくいため、
伸びている爪は指ギリギリのところまで削ってしまうのが一般的なスカルプチュアのつけ方で、
これはアクリル素材のスカルプでもジェルのスカルプでも同じです。
人差し指にジェルスカルプ、中指にアクリルのクリアスカルプ、薬指にアクリルのナチュラルスカルプをつけました。
クリアスカルプを見ると、ギリギリまで短くしているのが分かりますよね!
爪を噛んでしまう癖があり、ネイルベッドの真ん中あたりにまで短くなってしまったような場合の方でも
(自爪の接着面が狭いので取れやすくはありますが)つけられることはつけられますし、
そのお客様が仰っていたのですが、スカルプチュアで長さ出ししているときは、爪を噛まずにいられるんだそうです。
やっぱり「せっかくつけているし…」という気持ちが起こるみたいですね。
そうしてつけているうちに自爪も伸びてくるので、自分の爪を伸ばしたい!という方の助けにも、スカルプはなるんです。
ただそんなスカルプチュア、深爪に限らずどうしてもつけにくい爪の形というのがあることはあります。
のす太の場合は、爪が反っていたりサイドウォール(爪の両脇)が盛り上がっていると「…おぅ…」(笑)と思っちゃいますが、
そんなどうしてもの場合には、チップを使う手もあります。
そこで次に、チップを使ったスカルプチュア「チップオーバーレイ」についてもご紹介していきますね。
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チップを使ったスカルプチュア『チップオーバーレイ』
ネイルチップというと、ネイルアートが施されていて爪全体にパカっと被せるようなものを思い浮かべる方が多いと思いますが、
長さ出し用のネイルチップはそれとは形も全く違います。
なばな店長も不思議に思ったこのチップ、こんな風につけますよ。
これを土台にアクリルまたはジェルで厚みを出していくのが、チップオーバーレイです。
厚みを出して長さや形を整えたのがこちら、なかなか自然でしょ?!
チップにはこの半透明のもののほかに、クリアやホワイトなどもありホワイトを使えばフレンチネイル風にもできます。
ただ最近ではあまりチップオーバーレイで長さ出しをする所はないのが実情だったりもします。
一応ネイリスト検定では1級・ジェルネイル検定では上級の実技試験にも入っているネイリスト必須の技術…ではあるんですけどね。
のす太も今回ずいぶん久しぶりにつけてみたのでちょっと苦戦しましたが、
のす太の爪も薬指は少し反っていますし、
サイドウォールも盛り上がり気味なので案外慣れてしまえばこちらの方がつけやすいのかな?なんてことを思ってしまいした。
まとめ
ここまで、深爪だからスカルプはできないんじゃないか?とネイルサロンへ行くのもためらわれている方へ、
いえいえ、そんなことはありませんよ!という理由をご説明してきました。
スカルプチュアで長さを出して、ゴージャスなアートをしたりするのもネイルの楽しみの一つ。
特にアクリルスカルプチュア独特の透明感を生かしたラメグラデーションなんかを『深爪だから…』と諦めているとしたら勿体なさすぎます(笑)
ネイルベッドの短さが気になる方には、「バーチャルネイル」というネイルベッドを長く見せるような手法もありますし、
ジェルでのスカルプが良いのか?アクリルでのスカルプが良いのか?はたまたチップオーバーレイの方が向いているのか?など、
ぜひネイリストさんに相談してみてください!
スカルプチュアやチップで長さ出しをしながら自爪を育てていくことで、最終的には深爪卒業!も夢ではないと、のす太は思っています。