こんにちは。『かわいい女の子のネイル』を応援するサロンオーナーの のす太です!
ページをご覧いただきありがとうございます!
ネイルを始めようと思ったとき、まずその道具の多さにびっくり!という方も多いと思います。
お家でとりあえず自爪だけでもきれいにしようかな?と見てみた『ネイルケア』の道具でさえ、
まぁ何とか使い方が分かりそうなものから、何に使うの?というものまでたくさん。
耳慣れない名前も多いですしね。
のす太もネイルを始めた時、道具と名前、その用途を一致させるのにまず苦戦した覚えが…。
さざれ店長補佐も言っている「きゅーてぃくるりむーばー」なんて、
日常生活ではまず出てこない名前ですよね。
でもこの『キューティクルリムーバー』ネイルケアの際に使うと、
結構いい働きをしてくれたりするんです。
そこで今回はこの『キューティクルリムーバー』にスポットを当てて、
使い方や覚えておきたい注意点なども説明していきたいと思います。
ネイルの基礎をチェック!
Contents [show]
キューティクルリムーバーとは?
用途と成分
キューティクルリムーバーは、ネイルケアで甘皮や爪周りの角質を処理する際、
硬くなった余分な角質(ルースキューティクル)を柔らかくし、
取れやすくする角質軟化剤です。
サラサラの液体タイプやジェルタイプなど、
マニキュアボトルみたいな容器に入っていたりチューブに入っていたり、
メーカーによっていろいろ販売されていますね。
主な成分は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどで、
この成分が角質を柔らかくします。
他にもワセリンや植物性オイル、コラーゲンやヒアルロン酸など、
肌の健康や美容にも配慮された成分の入っているキューティクルリムーバーもあります。
使うタイミングとタイプごとの特性・使い方
それではキューティクルリムーバー、ネイルケアのどのタイミングで使うのがいいのでしょう?
甘皮や爪周りの余分な角質を除去するためのものですから、
当然甘皮処理の前に塗布しておくわけですが、
ネイルケアの手順としては爪の長さと形を整えた後に、甘皮処理を始めるのが一般的です。
ネイリストがお客様のネイルケアをする際は、右手から長さと形を整えて、
左手に移る前に、キューティクルリムーバーを塗布する流れになります。
使い方は、メーカーやタイプによって様々ですので、
基本的には商品の説明に沿って使うことになりますが、
ここでは一般的な使い方をタイプごとに説明しますと、
液体タイプ
有名なのはBlue Cross キューティクルリムーバー 。これは即効性があり本当によく甘皮が取れるので、のす太も使っているのですが、サラサラなので容器から直接つけるのは難しくて、空のマニキュアボトルに移してボトルに付属の刷毛で塗布するようにしています。
角質を軟化させる効果にすぐれています。かかとにもおすすめ! |
検定でも必須ですが、容器を移した場合はわかるようにネームタグつけておきましょう!
先に書いたように、ネイルケアの際 右手の爪の長さと形を整えた後
爪周りにさっとひと塗りしてなじませ、
液体ソープを溶かしたお湯(40℃くらい)を入れたマニキュア(フィンガー)ボウルに、指先をつけてもらいます。
左手側の爪の長さと形を整え終わったら、
右手と同様にキューティクルリムーバーをなじませ、
マニキュアボウルを左手側に移して(この時取っ手があると便利なんです)、
指先をつけてもらいます(お湯はそのままでもいいですし、すぐに取り換えられるようなら新しいお湯を用意してあげるのもいいですね!)。
このBlue Cross キューティクルリムーバー などは、角質を軟化させる効果に優れているので、
よほど甘皮が厚くなっていたり硬くなっていたりしなければ、
お湯でふやかす必要すらいらないくらいです。
ジェルネイルを着ける際のドライ(水を使わない)ケアで使われることも多いですし、
フットケアの際、足の爪周りやかかとの角質を軟化させるのに使うこともできますよ。
15年は使っているマニキュアボウル。取っ手がついているのが便利です。
[quads id=4]
ジェルタイプ
つけるタイミング、その後お湯でふやかす流れなどは液体タイプと同じですが、
こちらは粘着性があるので液体のように垂れる心配がなく、着けたいところにピンポイントで着けられます。
チューブの場合は甘皮付近に米粒一つ分くらいずつ着けてなじませます。
液体タイプのような即効性はないですが、水分を蒸発させにくいので乾燥が防げ、
肌にも優しいので、お肌の弱い方などにお勧めです。
液体タイプより肌に優しいキューティクル |
甘皮処理の方法
プッシュアップ
キューティクルリムーバーを塗布しお湯でふやかした甘皮や余分な角質、
まずはそれらのルースキューティクルを メタルプッシャーに水を少しつけながら押し上げ、爪から浮かせていきますが、
メタルプッシャーは意外と先が鋭いのである程度トレーニングを受けた方以外にはあまりお勧めできません。
そこで代用としては、オレンジウッドスティックにコットンを巻き付け、
綿棒のようにして使うのが、ご家庭でのネイルケアではお勧めです。
動画プレーヤー
メタルプッシャーにしてもオレンジウッドスティックにしても、あまり力を入れすぎず、
先端が甘皮の奥まで入り込みすぎないよう少し立て気味に行うのが良いと思います。
ガーゼクリーン&ルースキューティクルのカット
親指に巻き付けたガーゼに水をつけながら、爪の表面や爪周りの溝やプッシュアップで浮かせたルースキューティクルなどの汚れを拭き取ります。
【ガーゼの巻き方】
それでも残ったルースキューティクルは、キューティクルニッパーでカットしていくのですが、
メタルプッシャーと同じ理由から、ある程度のトレーニングを積んだ方以外には、これもお勧めしません。
甘皮を余分に切りすぎてしまうと、出血などの危険はもちろん、
その部分がさらに硬くなってしまうこともあります。
ほとんどの場合、キューティクルリムーバーの塗布からガーゼクリーンまでの流れで爪周りはかなりきれいになりますし、
この後 キューティクルオイルをたっぷりと塗るなど、十分な保湿を心がける方が大切なのです。
のす太のサロンでも使っているキューティクルオイル。香りも人気です! |
まとめ
ここまでキューティクルリムーバーの使い方から、
甘皮処理の方法までお話してきましたが、いかがでしたか?
改めて注意したいのは、やはり爪は人の体の一部ですから、
ケアしているつもりで傷つけてしまっては本末転倒。
キューティクルリムーバーは角質を軟化させる成分を含んでいるだけに、
肌が弱い方や余分なところにつけすぎてしまうと、
肌荒れなどトラブルが生じる可能性があること、
爪周り、特にキューティクルの部分は非常にデリケートですから、
無理なプッシュアップやキューティクルニッパーの使用は、
出血や炎症など重大なトラブルを起こす可能性があることを、
しっかり心に留めて行っていきたいものです。
ネイルケア用品についてはこちらの記事をチェック!