ジェルネイルは、短時間でネイルを固めることができるので、
マニキュアのように、何かに当たったりしてもヨレたり、
掠れたりすることはあまりありません。
しかし、ジェルネイルの場合、ネイルジェルだけでなく、
筆やライト、ニッパーやウッドスティックなど、必要な道具が多いので、
ついつい、ネイルデスクの上がごちゃごちゃにしてしまいます。
しかも、そのネイルジェルも小さくて丸い容器のものが多く、
コロコロと転がってしまうことも多いんですよね…。
というあなたのためにこの記事では、
- ジェルネイルが布についた時の落とし方
- ジェルネイルが服の生地についた場合の落とし方
- ジェルネイルが絨毯などについた場合の落とし方
についてまとめています!ぜひご覧くださいね★
ジェルネイルが布についた時の落とし方は?
ネイルを施術するデスクを保護するために敷いている布でも、
いくら保護するためだけとはいえ、汚れてしまっては、
あまりいい見栄えではないですよね。
そこでまず、ネイルを施術するデスクに敷いている布に、
ジェルネイルがついてしまった場合の落とし方についてご紹介します♪
必要なものは、
アセトンフリーの除光液、または、消毒用アルコールと
ティッシュかキッチンペーパーなど拭き取れるもの
の二つだけです。
しかし、重要なのは、落とすための溶剤ではなく、
「ついたらすぐに拭き取る」ということが大事です!!
そして、落とし方は、
ティッシュかキッチンペーパーに、除光液、または、消毒用を染み込ませて
そっと、つまみ取っていくように拭き取ってください。
また、ジェルネイルが布に染み込んでしまっているような場合は、
ジェルネイルがついた箇所の裏に、ティッシュかキッチンペーパーを敷き、
上から除光液か消毒用アルコールを吹きかけて、叩き出すようにして落とします。
そこで、お気付きかもしれませんが、
ジェルネイルのオフに使用するアセトンが、一番落ちそうなのに、
なぜ、アセトンが入っていない除光液や消毒用アルコールを使用するのかと言うと、
布などの生地には、アセトンによって溶けたり、
変色したりする素材が使用されている可能性があるからです。
具体的には、よく目にする「ポリエステル」や「アクリル」、
その他にも「アセテート」、「トリアセテート」といった素材が挙げられます。
よって、布製品にアセトンを使用することはとても危険なんです。
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服の生地についた場合の落とし方
ジェルネイルをしているときに、
奥にあるものを取ろうとして袖についてしまったり、
机の上に置いていた筆が、転がって服に落ちてしまったりと、
気をつけていても、避けられないことってありますよね。
そこで次には、服についた場合の染み抜きができるかどうか、
詳しく説明していきます!
染み抜きの方法は?自分でできる?
服の場合も、上記の「布についた時の落とし方」と同じ方法で、
服についてしまっても、すぐに対応ができれば落とすことができます。
また、色が染み込んでしまった場合、
ご自宅にある漂白剤の使い方の通りに漂白してから洗濯することで、
ある程度落とすことができます。
しかし、素材によっては、
洗濯や漂白をできるものとできないものがあるので注意してください!
服のタグの洗濯表示を確認して、
上の図にあるように、「家庭での洗濯禁止」マークや、
「酸素系及び塩素系漂白剤の使用禁止」マークがある場合は、
家庭用漂白剤や洗濯機では対応できないので、
すぐにクリーニング店に依頼するようにしましょう。
よって、あくまでも応急処置として、
アセトンフリーの除光液や消毒用アルコールを用いて、
ジェルネイルを取り除いてください。
着ている服の繊維を知っておくために、
ジェルネイルをする前に、
タグに書かれてある洗濯表示と、組成表示を確認しておくことがポイントです!
絨毯などについた場合の落とし方
ジェルネイルをしていて、筆が床に転がってしまったり、
ジェルネイルのボトルが転がってジェルがこぼれてしまったりすることって、
気をつけていてもよくありますよね。
しかも、そのジェルネイルの筆やジェルがこぼれた先に絨毯があると、
ベタベタしたり、色がついてしまったりして焦ってしまいますよね。
そんなときに落ち着いて対応できるように、
ジェルネイルが絨毯についてしまった場合の染み抜きの方法をご紹介します。
染み抜きの方法は?自分でできる?
やはり、絨毯やカーペットの場合でも応急処置として、
アセトンフリーの除光液や消毒用アルコールを用いて、
ジェルネイルを取り除くことはできます。
しかし、絨毯のようなしっかりとした分厚い生地の場合でも、
素材によっては溶けたり変色してしまうことがあります。
そのため、絨毯の場合でもあっても、
洗濯表示や組成表示を確認して、セルフで対応できない場合は、
すぐにクリーニング店に依頼しましょう。
ジェルネイルは太陽光はもちろん、部屋の照明でも硬化するので、
服や絨毯をクリーニング店に持ち込む際には、
必ず、ジェルネイルがついた箇所に光が当たらないようにして、
持ち運んでくださいね♪
まとめ
この記事では、
- ジェルネイルが布についた時の落とし方は、
アセトンフリーの除光液か、消毒用アルコールを使用して、
ティッシュかキッチンペーパーでつまみ取るように拭きとるか、
ポンポンと叩き拭きをします。 - ジェルネイルが服の生地についた場合の落とし方のポイントは、
上記の落とし方は、あくまで応急処置なので、
服の洗濯表示と組成表示を確認することがポイント! - ジェルネイルが絨毯などについた場合の落とし方のポイントは、
服の生地についた場合の落とし方と同じように、
分厚い生地でも溶けたり、変色する可能性があるので、
洗濯表示と組成表示を確認して染み抜きを行うことがポイント!
についてまとめてきました。
いずれにしても、ジェルネイルは太陽光や、部屋の照明でも硬化してしまうので、
ジェルネイルが布や服についた場合は、まずは光に当てないように注意をしてくださいね。
ぜひ参考にしてみてください♪