こんにちは。かわいい女の子のネイルを応援するサロンオーナーの のす太です!
ページをご覧いただきありがとうございます!
爪に亀裂が入ってしまった経験、誰でも一度はあると思います。
亀裂が入ると痛みを伴うことがあるのはもちろん、髪の毛や服の繊維などが引っ掛かったり、
放置しておいても治ることはなく、大きくなるばかり。
そんなときどうしていますか?
とりあえず絆創膏を巻いておく?指にかかっていなければ切ってしまう?
ネイルサロンにも自爪に限らずジェルをしていても、
少し力を入れた拍子にジェルネイルごと亀裂が入ってしまったなど、
駆け込まれるお客様が結構いらっしゃいます。
そんなときネイルサロンではどのような処置をするか?今回はその方法をご紹介します!
この施術は基本的に出血、痛みの治まった状態にのみ行います。
Contents
爪が割れた時の補修(リペア)時に共通の下準備
補強する爪全体的を180Gのスポンジバッファーなどでサンディング(ザラザラにキズをつけ、接着剤などの密着性を高めます)し、
エタノールやネイルプレップで拭くか、プレプライマーを塗布して油分除去します。
サンディングはあまり目の粗くないファイルでつやを消す程度に行います。 |
シルクラップに共通の下準備
1.シルクを貼る
シルクを亀裂より大きめに切って貼り、はみ出ている分をシザーで挟んでおきます。
亀裂がなくても薄い爪に貼ってコーティングするだけでも補強になります。 |
2.シルクを密着させる
シルクの上にビニールなどをかけ、しごくようにしてシルクを爪に密着させます。
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グルーまたはレジンでのシルクラップ
1.グルーまたはレジンで厚みを出す
ネイルグルーまたはレジンをシルクより広めに塗布します。
- シルクの目にグルーやレジンをしっかり押し込むような感じで塗りましょう!
リッジフィラー(パウダー)をグルーなどを塗布した範囲ににまんべんなく振りかけ、乾燥させます。(この工程は省略可)
グルーまたはレジン塗布からリッジフィラーを振りかけるまでを2・3回繰り返します。
リッジフィラーが厚みを出すとともにグルーなどを乾燥させる役目も果たしますが、乾ききらないうちにグルー(レジン)を塗布してしまうと、ダマになったり筆が固まってしまったりするので注意です!
レジンを早く固めるにはアクティベーターを使うと良いです。
ただしほとんどのものが臭いがきついのと、一気に多く吹きかけると硬化熱がかなりあるので注意が必要です。 少し離した位置から吸い込まないように注意しながら、少しずつスプレーしましょう。 |
3.ファイル&サンディング
180Gのネイルファイルで爪先の形を整え(ファイリング)、表面の大きな凸凹もとります。
180Gのスポンジバッファーで表面をサンディングし、全体をならします。
4.仕上げ
ベースコート、トップコートを塗布します。
補強の効果もあるリッジフィラーがおすすめ! |
ジェルでのシルクラップ
1.クリアジェル塗布
爪全体にベースクリアジェルを塗布します。→硬化1分
プロも使っている比較的安価で持ちのよいおすすめのベースジェル! |
- グルーなどと同様に、シルクにしっかり押し込むようなイメージで塗布しましょう!
- 厚みを出したい場合はもう一度クリアジェル(スカルプティングジェルなどでもOK)を塗布します。
2.サンディング
未硬化ジェルをふき取り、180Gのスポンジバッファーで爪全体をサンディングし、表面の凹凸を取ります。
4.仕上げ
全体的にトップジェルを塗布し1分間硬化、未硬化ジェルをふき取ります。
プロも使っているプリジェルのトップジェル。比較的安価でもちもよくおすすめです! |
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アクリルフローター
1.プライマー塗布
アクリルイクステンションを行う場合必ずプライマーを爪全体に塗布(つけすぎに注意!)し、爪との密着性を高めます。
自爪にも優しい酸を含まないプライマーが安全です。 |
2.アプリケーション
アクリルリキッドを含ませた筆でアクリルパウダーをとり(アクリルボール)、亀裂部分の爪中央あたりに乗せます。
筆を使ってアクリルボールを爪先まで広げ、形を整えます。
もう一つ小さめのアクリルボールを筆にとり、根元側に置いて広げます。(省略可)
1つ目のアクリルボールだけでも良いのですが、のす太は段差を取るのが面倒なのと、少しでも強度を持たせたいので2つ目のアクリルボールまで乗せてしまいます。
アクリルフローターのアプリケーションに必要なアイテムが揃ったセット |
3.ファイリング
180Gのネイルファイルで爪先の形と表面の凹凸、全体の形を整えます。
4.仕上げ
プロも使っているプリジェルのトップジェル。比較的安価でもちもよくおすすめです! |
まとめ
ここまで亀裂の入った爪の補強方法について3種類説明してきました。
グルーやレジンはドラッグストアや100均などに売っているものでも使えるので、
ご家庭での応急処置にもなりますね(シルクがない場合はティッシュを使ってみましょう)。
ただし、グルーやレジンだと下準備が十分でなかったり厚みが足りなかったりすると、
あまりもたずに空気が入ってパリパリ剥がれてくることもありますし、
どうしてもジェルやアクリルでするよりは薄めになってしまうので、
大きな亀裂には持ちこたえない場合もあります。
なるべくネイルサロンなどで、しっかりと補強してもらうのが安全ですね。
また補強後には爪周りをしっかり保湿して、日ごろから柔軟な割れにくい爪を作るように心がけたいものです。