こんにちは。『かわいい女の子のネイル』を応援するサロンオーナーの のす太です!
ページをご覧いただきありがとうございます!
今回は、色々あって分かりにくいネイルの道具の中から『ネイルファイル』について、詳しく説明していきます!
ネイルファイルって爪やすりのことでしょ?使い方なんてどれでも一緒じゃん?と思うかもしれません。
実際見た目には、どれもほとんど違いがないように見えますが、実は場面と用途によって、細かく使い分けられているんです!
ネイルの基礎をチェック!
ネイルファイル 種類ごとの用途と使い方
エメリーボード
初めて聞いた時「なんぞ、それ?」と思ったアイテムの一つですが、ネイルケアの際などに使う、『自爪用の爪やすり』です。ネイルファイルの中では一番薄く、まっすぐな形をしているものが多いですね。
ネイルケアはまず爪の長さと形を整えるところから始まるわけですが、自爪を傷めずにそれを行うには、エメリーボードで優しく削っていくのが1番有効です。
爪切りなどを使ってしまうと自爪に衝撃がかかってしまい、細かいヒビから二枚爪などになりやすいと言われていますからね。
とはいえ長い爪を短くする場合には、全部を削っていくのは大変ですから、途中までは爪切り(ネイルニッパー)で切って、仕上げとしてエメリーボードを使うのが効率的です。
そのエメリーボードを選ぶときですが、まず気にしてほしいのはグリッド(G)数。何も書いていない場合も多いですが、本体に印字してある数字がそれです。180~240Gのものが多く、中には裏表で180/240Gなどとなっているものもあります。
自爪を削る際に使うエメリーボード。240~180Gくらいが初心者にも使いやすいです。 |
グリッド数はやすりの目の粗さを表すもので、数字が大きくなるほど目は細かくなります。目が粗いものほどしっかり削れますので、始めのうちは180Gの方で大体の長さと形を整え、240Gの方で優しくきれいに仕上げるという感じです。
では次に、持ち方・使い方…の前に、エメリーボード(またはファイル)を使い始める前には必ず、側面の角が当たって肌を傷つけるのを避けるため、『面取り』を行います。
エメリーボードを2本持って(片方は使い古しがあればそれで)側面をこすります。
ファイリングの際の基本の持ち方は、エメリーボードの片方の端を、親指・人差し指・中指でつまむ感じ。爪への当て方は、削る形によって違ってきます。
スクエア・スクエアオフ
爪に対して90度(垂直)にあて、必ず一方向に削ります。上から見ると側面だけが一直線に見えるようなイメージ!
ラウンド
爪に対して45度くらい傾けて当て、必ず一方向に削ります。
まずそれで爪先のラインを整え、左側の角を取りながら爪先に丸みをつなげ、右側の角をとりながら爪先に丸みをつなげるイメージで削っていきます。
その際、相手の手を持っている左手の形(持ち方)も違ってくるので、注意してみましょう!
サイドラインを整えるのも忘れずに!相手の手を傾けて、削っている面をよく見ながら、まっすぐにファイルを動かしましょう‼
ウォッシャブルファイル
いわゆるネイルファイルのことです。流水で洗うことができるので、「ウォッシャブル」とついています。自爪には使わず、エクステンション(ジェルやアクリルの人工爪)を削る際に使われます。
形状はダイヤモンド・ムーン・バナナなど色々あり、エメリーボードより少し厚みがあります。色々使ってみて、自分が一番使いやすい形を選びましょう。
目の粗さがやはりグリッド数(G)で表され、用途によって使い分けられています。
80~100G
のす太は主に、ジェルネイルのオフの際、ジェルの表面にキズをつけるのに使っています。
かなりザラザラしているので面取りは十分にし、相手の手指に傷をつけないよう細心の注意を払ってください!
150G
エクステンションを作るとき、アプリケーションを終えてまず全体のアウトラインを整える際に使います。
比較的ザラザラしているので、やはり相手の手指に傷をつけないように注意が必要です!
180G
アクリルエクステンションをつける際、自爪のサンディングに使うのと、150Gでアウトラインを整えた後、表面の凹凸をなくし、全体の形を整えていくのに使います。
少しザラザラしているので、肌の弱い方などには傷をつけないように注意が必要です。
基本の持ち方は、ファイルの片方の端を人差し指と中指で挟み、親指を添えます。
表面はワイパーのようなイメージで、付け根側から爪先に向かって順番に削ります。このファイルは往復がけしても構いませんが、あまり力強く削りすぎると熱さや痛みを感じさせてしまうので注意が必要です。
サイドを削るときは、ファイルの側面だけが見えるようなイメージでまっすぐに当て、前後に動かします。左手でしっかり支えましょう。
真ん中から外に向かって動かす場合もあります。
スポンジバッファー
スポンジ状の柔らかい素材でできた爪やすりです。ジェルネイルをつける際には自爪のサンディングに使い、エクステンションをつける際には、磨き上げる前段階にまで表面を整えるのに使います。グリッド数によっては自爪のケアに使う場合もあります。
持ち方・動かし方はウォッシャブルファイルと同じですが、スポンジに爪が引っ掛かりやすいので注意が必要です。
ジェルネイルのサンディングには180Gくらいが適しています。 |
シャイナー
アクリルエクステンションまたは自爪を磨くときに使います。裏表で2weyになっているものが多く、片側の少しザラッとしている面で表面を整えてから、反対側のつるっとした面で磨き上げます。
持ち方・動かし方はウォッシャブルなどと同じですが、これは磨き上げるものなので、往復でゴシゴシしても大丈夫(あまり激しいと熱さを感じさせてしまいますが)です。
ブロック型のものもあり、そちらは足の爪の表面を磨く際に使うと便利です!
まとめ
いかがでしたか?ネイルファイルの種類と使い方。用途によって、結構色々ありましたね!
ただ初めのうちは、今ご紹介した用途に限らず、少し目の細かい(グリッド数の高い)ものから使って、慣れてきたら徐々にグリッド数を下げていった方が、安全かもしれません。
使い始めの面取りは必ず行い、激しく削りすぎて熱さや痛みを感じさせないよう、十分に注意してくださいね!
こんにちは。『かわいい女の子のネイル』を応援するサロンオーナーの のす太です!
ページをご覧いただきありがとうございます!